Q リハビリテーション病院におけるそれぞれの役割を教えてください
Q リハビリテーション病院におけるそれぞれの役割を教えてください
鋤田PT:患者さまの病状をしっかり理解して、患者さまの日常動作を効果的にUPさせるのがセラピストの役割です。そのために、常日ごろから患者さまに接している看護師やケアワーカーとのこまめな情報交換は欠かせません。
沼里看護師:情報の共有は頻繁に行いますね。セラピストが順調にリハビリを行えるよう、患者さまの異常の早期発見は私たち看護師の役割です。身の回りのケアに関してはケアワーカーの方々にお任せできますし看護業務に集中できて助かっています。患者さまのちょっとした変化なんかにもすぐ気づいてくれますよね。
吉村ケアワーカー:清拭や入浴介助といった日常のお手伝いで患者さまと接する時間が長いので、気になったことはすぐ報告するようにしています。患者さまが移動されたり、お食事されたりするときは、転倒、転落、誤嚥などが起きないよう看護師の方々が援助してくださるんですよ。
坂元管理栄養士:管理栄養士は患者さまがリハビリを頑張れるよう十分な栄養とエネルギーを摂取していただくため食事面からサポートしています。食形態の面など、他職種の方々とのカンファレンスは重要ですね。
回復期リハビリテーション病院で働く魅力とはなんでしょう?
沼里看護師:やはり患者さまご自身で歩いて、笑顔で退院する姿を見ることですね。
吉村ケアワーカー:私もです! リハビリが進んで、徐々に良くなっていく患者さまが、自宅復帰されると嬉しいですよね。
鋤田PT:私は、毎日、患者さまの機能回復を感じながらサポートできることが魅力ですね。
坂元管理栄養士:そうしたリハビリによって、食事をすることの難しかった患者さまが、少しずつ食べられるようになり、笑顔が見られるようになると、回リハで働いて良かった、と思います。
Q やりがいを教えてください!
坂元管理栄養士:多職種全員で一人ひとりの患者さまに対し、ひとつになって動いているときにやりがいを感じます。
沼里看護師:自宅退院を希望されている患者さまが、退院後、生活しやすいように家族背景や家屋調査を踏まえて全職種で話し合ったり。退院後の患者さまに転倒のリスクを減らすためのアドバイスを行うのはやりがいのひとつです。
鋤田PT:患者さまの目標設定を共有して、みんなで同じ方向を向いてアプローチしていくのは当院のチームワークならではだと思います。
吉村ケアワーカー:そうした連携が患者さまのリハビリ向上につながっていると思うと、本当にやりがいを感じます!
Q 県南最大のリハビリテーション病院オープンに向けてメッセージを!
沼里看護師:これまで以上にリハスタッフとの連携を図るとともに、リハビリの知識を深めて患者さま一人ひとりに見合った看護を行っていきたいです。
坂元管理栄養士:私も知識を深めて、患者さまがリハビリするにあたって最適なお食事を提供できるように頑張ります。
吉村ケアワーカー:もっともっと患者さまに寄り添えるように努力します。
鋤田PT:目指すは全国水準の質の高いリハビリの提供ですね!
坂元管理栄養士:そのためにも皆さんと一致団結して。
沼里看護師:スタッフ全員でタッグを組んで、「リハビリと言えば桜十字病院!」と言われるようになりましょう!