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【人事部コラム】患者さんの食事を支える調理員の仕事~八代で見つけるやりがいある働き方~

「人のためになる仕事がしたい」「食に関わる仕事に挑戦してみたい」――そんな気持ちを持つ方におすすめなのが、病院で働く調理員というお仕事です。

桜十字八代リハビリテーション病院でも、多くの調理員さんが患者さんの回復を「食事」の面から支えています。体力を使う場面や責任ある仕事もありますが、その分やりがいを大きく感じられるのが特徴です。この記事では、調理員の仕事内容や魅力をわかりやすく紹介します。

 

目次

          1. 病院の調理員とは?患者給食の基本知識
          2. 調理員の具体的な仕事内容
          3. 患者給食ならではの特徴と配慮点
          4. 病院調理員のやりがい・魅力
          5. 病院調理員に向いている人の特徴
          6. よくある質問(FAQ)
          7. まとめ

         

         病院の調理員とは?患者給食の基本知識

        病院の調理員は、入院患者さんの食事を調理・提供する専門職です。一般的なレストランや食堂とは異なり、患者さんの個々の病状や治療方針に合わせた食事を作ることが主な業務となります。

        患者給食は、単なる栄養補給だけでなく、治療の一部としての側面も持っています。医師の指示に基づいて、塩分制限食、糖尿病食、腎臓病食、嚥下調整食など、様々な治療食を正確に調理する必要があります。

        また、病院によっては直営(病院が直接運営)と委託(給食会社が運営)の違いがあり、それぞれ働き方や環境に特徴があります。どちらの場合でも、医療チームの一員として患者さんの健康回復に貢献する重要な役割を担います。

         

        調理員の具体的な仕事内容

        食材の準備と下ごしらえ

        調理員の1日は、毎朝の食材チェックから始まり、患者さんの状態に合わせたカットや加工を行います。

        治療食の調理

        一般的な調理と異なり、同じ食材でも患者さんの病状に合わせて切り方や処理方法を変える必要があります。例えば、嚥下困難の患者さんには細かくきざんだり、ペースト状にしたりする配慮が求められます。

        盛り付け・配膳準備

        患者さんごとに食事内容が異なるため、確認作業はとても大切。間違いがないよう、責任を持って行います。食事の見た目も患者さんの食欲に大きく影響するため、治療食であっても美しく盛り付けることを心がけます。また、食事に添える説明書きやカードの準備も調理員の大切な仕事です。

        衛生管理・清掃

        病院では、一般的な飲食店以上に厳格な衛生管理が求められます。調理器具の消毒、作業台の清掃、手洗いの徹底など、感染予防の観点から細かなルールに従って作業を行います。

        調理後は厨房全体の清掃を行い、翌日の作業に備えます。食材の保存管理や冷蔵庫・冷凍庫の温度チェックなども重要な業務の一つです。

         

        患者給食ならではの特徴と配慮点

        責任感のある仕事

        小さなミスが患者さんの健康に影響するため、丁寧さと集中力が求められます。責任は大きいですが、その分やりがいも感じられます。

        体力を使う場面も

        立ち仕事が中心で忙しい時間帯もあります。「きつい」と思う瞬間もありますが、仲間と協力して乗り越える達成感があります。

         

        食の楽しみを届ける工夫

        季節の食材を取り入れたり、彩りを工夫したり。入院生活でも「食べる楽しみ」を感じてもらえるよう工夫します。

        病院調理員のやりがい・魅力

        病院調理員ならではのやりがいや魅力はたくさんありますが、中でも患者さんの回復に貢献できる充実感は何物にも代えがたいものです。

        病院調理員の声

        “患者さんの「美味しかった」の声が励みになる”

        “社会に直接貢献できる実感がある”

        “医療や栄養に関する専門スキルが身につく”

        “安定した職場環境で長く働ける”

         

        病院調理員に向いている人の特徴

        「人の役に立ちたい」と思う方

        病院の調理員に最も重要な資質は、患者さんのために働きたいという気持ちが持てることです。自分が作った食事で患者さんに喜んでもらいたい、少しでも回復の助けになりたいという思いがあれば、この仕事のやりがいを十分に感じることができます。

        責任感を持ってコツコツ取り組める方

        患者給食では、小さなミスが患者さんの健康に影響する可能性があります。治療食の種類を間違えたり、アレルギー食材を混入させたりすることは絶対に避けなければなりません。集中して作業ができ、責任感と正確性を持った人が向いています。また、疑問点があれば積極的に確認する姿勢も重要です。

        食に関心があり、新しい知識を学ぶ意欲がある方

        医療の知識や治療食に関する情報は常に更新されており、新しいことを学び続ける姿勢が求められます。研修や勉強会に積極的に参加し、スキルアップを図る意欲がある人が適しています。

        よくある質問(FAQ)

        Q. 未経験でもできますか?
        はい。研修や先輩のサポートがあるので安心です。

        Q. 資格は必要ですか?
        必須ではありません。調理師や栄養士資格があれば活かせます。

        Q. 体力的に大変ですか?
        立ち仕事中心なので体力は必要です。ただし分担制なので一人に負担が集中することはありません

         

        まとめ

        病院の調理員は、患者さんの回復を食事の面から支える重要な役割を担う仕事です。治療食の調理という専門的なスキルを身につけながら、医療チームの一員として直接的に社会貢献できることが最大の魅力です。

        一般的な調理とは異なる配慮が必要ですが、その分やりがいも大きく、患者さんからの感謝の言葉や笑顔に接する機会も多い職業です。安定した働き方ができる環境も整っており、長期的なキャリア形成も可能です。

        人のために働きたい、食に関わる仕事がしたいという気持ちがある方は、ぜひ病院の調理員という選択肢を検討してみてください。

        (文責・桜十字八代リハビリテーション病院人事部)

         

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