私たちの看護観
保健師助産師看護師法では、看護師の役割を「患者に対する身の回りの世話と診療の介助」と定義しています。
急性期の病院では「診療の介助」の比重が必然的に大きくなりますが、本来看護師はどちらの役割も持っています。
私たちは、急性期後の患者さまをお引き受けする病院ですので、一人ひとりの患者さまの生活と関わっていくこととなり、「身の回りの世話」、つまり人として向き合う度合いが高くなります。
桜十字では接遇として挨拶を大切にしていますが、それは人対人の関係が始まるために必要なことだと考えているからです。
病院は、時代のニーズ・地域のニーズに合わせて変化していかなくてはなりませんが、そうした基本的なところを大切にしながら、中身の充実に取り組んでいきたいと思います。