脳、運動器、心臓といった多種多様な疾患に対し、その方の症状や状況に応じたリハビリテーションの提供に取り組んでいます。

【脳血管リハビリテーション】
脳血管疾患をお持ちの患者さまに対し、日常生活動作の獲得を図ります
脳出血や脳梗塞、くも膜下出血など脳血管疾患をお持ちの患者さまに対して、脳機能の回復を促すと同時に、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士が片麻痺、言語・嚥下障害等の様々な症状に対し、それぞれの分野からの目的に応じたアプローチを行います。

脳神経外科専門医の在籍や、認知症予防を目的とした「コグニバイク」の設置からより効果的なリハビリを提供しています。

【運動器リハビリテーション】
骨折や人体損傷など、運動器疾患をお持ちの患者さまに対してアプローチします
骨折や変形性関節症、脊椎疾患・スポーツ障害等の骨・関節疾患の患者さまに対して、運動機能回復や日常生活動作獲得、スポーツ復帰や職場復帰を目的としたリハビリ訓練を行います。運動療法や物理療法などを実施し、低下した筋力の回復や制限された関節の可動域の拡大をはかり、日常生活が円滑に行えるようサポートします。

退院後の生活を想定した訓練設備やスポーツ整形など専門知識を有する医師の判断に基づき競技特性に応じた必要な身体機能やスポーツ動作の改善を図ります。

【心大血管リハビリテーション】
心臓疾患をお持ちの患者さまに対し、QOL向上を目的としたプログラムを実施します
心筋梗塞や心不全、心臓外科手術後の患者さまに対して、再発予防及び生命予後の改善、QOL（生活の質）の向上を目的とし、有酸素運動やレジスタンストレーニング等の運動療法を実施します。また、医師、看護師、理学療法士、管理栄養士、薬剤師、臨床検査技師など多くの専門職がそれぞれの分野から、各患者さまに応じたサポートを行う包括的なプログラムです。

循環器内科専門医が無理のない範囲での運動目標設定やプログラムの立案を行い、CPX検査と心電図モニターを装着し安心したリハビリを実施できるようにサポートします。